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「国富」とは何か、考えさせられました。

高浜原発の運転差し止め決定が下された。昨年5月、大飯原発の運転差し止め判決を下したのも同じ裁判長である。

昨日の朝日新聞夕刊紙上で、現代思想家の内田樹先生のコメントが掲載されていて、「そうだ、これこそが大多数の日本国民の感情だ」と腑に落ちた。

あれだけの大惨事を経験しながら、国民の命よりも経済優先に舵を切った現政権は一体、同じ日本国民なのか。口先だけで福島の復興なくして日本再生はないと言い、一方では、いつでも戦場に国民を送り出す準備を進める、何という政権だ。

天皇、皇后両陛下がパラオまで出かけられて激戦の犠牲者のご冥福を祈る、あのお姿を見れば、もう絶対に戦争はしないと決意するのがまともな政権責任者ではないのか。

今回の原発運転差し止め決定を下した裁判長は、昨年5月の判決で、「豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富である」と断じた。何と美しく情感あふれる言葉なのだろうか。

内田先生曰く、「私人は目の前の損得を考えるが、市民は歴史の流れの中に自らを位置付け、未来への責任を考える」と。この論理を当てはめると、今の総理大臣は「私人」であり、「市民」の代表ではないということになる。このように理解すれば、安倍の言動はわかる。彼は「カネの亡者」の利益代表者なのだ。

働きやすい労働環境、家族揃って夕食を囲む家庭の姿、休日・休暇はきっちりと取得できること、労働時間に物理的上限を設けること、女性が家事や子育てをしやすい勤務条件を用意すること、これらはすべて一般市民として当たり前の暮らしではないのか。このような人々が暮らしていること自体が「国富」なのではないか。

内田樹先生のコメントから久しぶりに刺激を受けました。
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プロフィール

畠山 奉勝

Author:畠山 奉勝
1944年生まれ。電機メーカー定年後、大阪労働局監督課で指導員を担当。全国に先駆けて大学生・高校生などを対象にした若者労働法教育のレールを敷く。

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