スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遅まきながら『失敗の本質』を読んで。

中公文庫『失敗の本質』を読みました。この歳になって読むという時代遅れの感覚が恥ずかしいのですが・・・・。
1984年5月ダイヤモンド社から刊行され、その後文庫本として超ロングセラーになっている本です。
皆さんご存知の方が多いので説明するのもはばかれますが、サブタイトルが「日本軍の組織論的研究」と記されています。

先の大東亜戦争における日本軍の失敗を①ノモンハン事件(1939年5月〜9月)、②ミッドウェー作戦(1942年6月)、③ガダルカナル作戦(1942年8月)、④インパール作戦(1944年3月)、⑤レイテ海戦(1944年10月)、⑥沖縄戦(1945年4月〜6月)の六つの戦闘を取り上げてなぜ日本軍はことごとく敗れたのかを組織論的に分析・研究したものです。

6人の執筆者は日本軍の失敗の本質を次のように総括しています。「組織としての日本軍が、環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することができなかったということにほかならない。戦略的合理性以上に、組織内の融和と調和を重視し、その維持に多大のエネルギーと時間を投入せざるをえなかった。このため、組織としての自己革新能力をもつことができなかったのである。」と。

この本はすでに組織のリーダーとして活躍されている人はもちろん、これからリーダーを目指す人にはぜひ読んでほしい本です。
私も30年前に読んでいればもっと出世したのになあと悔やんでいます。

ところでこの文庫本のカバーに小池都知事のコメントが載っています。「何をどうやって間違ったかっていうことは、だいたい失敗に共通することで、要は楽観主義、縦割り、兵力の逐次投入とかですね」と。そうおっしゃる小池さん、次から次へと委員会や専門家会議などをつくって兵力の逐次投入をやっていませんか。豊洲移転問題にばかり兵力を投入してますが、都政運営の「グランドデザイン」はあるのですか。今の小池さんは旧日本軍ではないですか、と思いました。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

畠山 奉勝

Author:畠山 奉勝
1944年生まれ。電機メーカー定年後、大阪労働局監督課で指導員を担当。全国に先駆けて大学生・高校生などを対象にした若者労働法教育のレールを敷く。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。