スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うどん屋と労基法。

数か月前、香川労働局が讃岐うどんの店数箇所を労働基準法違反で是正指導した。うどん屋の使用者が従業員と雇用契約をきちんと締結していないという事案であった。

解説によれば、うどん屋は忙しい時などに、近所のヒマな人に「ちょっと手伝ってよ」と気軽に依頼しているらしい。それはそうだろう、その程度の手伝いにいちいち労働契約を交わすことはないのが普通と思う。香川県に限らず、全国どこでもこの種、この程度の規模の飲食店はみんな同様と思われる。

今月のはじめ、鳥取県の大山(伯耆大山)を登りに出かけた。大山寺のいつもの宿を利用したが、いつも料理を担当している女将さんが留守だったので、どこからか頼まれたシェフが腕をふるってくれた。宿の主人の知り合いらしいシェフである。思えば、このシェフも労働契約を締結した上で手伝っているわけでなく、主人から「女房が留守にしているので、ちょっと手を貸してよ。○○○○円払うから」と頼まれて、「OK」となったと思う。

この程度の依頼関係で双方が何の不都合もなければそれでいいわけだ。使用者vs.労働者という関係ではなく、知人に手伝ってもらう関係である。言い換えれば、家族経営が少し拡大した程度である。

こんなことにまで、指導に乗り出すというのは香川労働局もよほどヒマなのだろうか。そんなことよりも、高松にある大企業の出先支店などのサービス残業に目を光らせるほうがよっぽど大事なのにと思う。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

畠山 奉勝

Author:畠山 奉勝
1944年生まれ。電機メーカー定年後、大阪労働局監督課で指導員を担当。全国に先駆けて大学生・高校生などを対象にした若者労働法教育のレールを敷く。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。