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厚生労働省のブラック企業監督に期待する。

厚生労働省がこの9月に実施したいわゆるブラック企業に対する重点監督の実施状況が、本日、報道発表されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000032426.pdf

そして、リーフレットも作成してアップされています。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000032431.pdf

重点監督の実施事業場5,111事業場の82%に相当する4,189事業場に何らかの労働基準関係法令違反が見られたということです。
「違法な時間外労働」が2,241事業場、「賃金不払残業」が1,221事業場、というのが主要な違反のようです。

要するに所定の協定や監督署への届出という手続きをせずに時間外労働をさせたり、あるいは協定を超える時間外労働をさせることや、時間外労働に見合った割増賃金を支払っていなかった(いわゆるサービス残業)というケースが大半だということです。

言い換えれば、「ブラック企業」の本質は、労働者の健康など無視してガンガン働かせ、しかもカネは払わないということです。古い話ですが、『女工哀史』と何ら変わらない働かせ方と言えます。というより、『女工哀史』の時代は社会全体がそのような社会レベルであり、労働者を保護する法整備も無きに等しい時代だったのですが、現代は労働者保護の法規制があるにも拘わらず、それを無視したり違反しているわけですから、『女工哀史』の時代よりも悪質であると言えます。

厚生労働省は新卒求人企業に対して求人票にその企業の新卒離職率なども記載するように指導するなど、ブラック企業問題に正面から取り組んでいる姿勢が感じ取れます。
監督官の人員体制という面で大変かと思いますが、重点監督なども9月のイベントにとどまらず、常時、目を光らせてビシビシ監督してほしいものだと期待したいと思います。ガンガンやっているぞというアナウンスメント効果も大きいと思っています。

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プロフィール

畠山 奉勝

Author:畠山 奉勝
1944年生まれ。電機メーカー定年後、大阪労働局監督課で指導員を担当。全国に先駆けて大学生・高校生などを対象にした若者労働法教育のレールを敷く。

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